独自SSLサーバー証明書でCSR作成時には、以下内容にご注意ください。
①サーバー証明書の取得にはCSR(Certificate Signing Request:証明書署名要求)の作成が必要です。
サイトマネージャーにログイン後「独自SSL」 より作成してください。
詳細は以下をご確認ください。
・独自SSLサーバー証明書の設定ガイド FAQ ID:75829 「独自SSL証明書のサーバーへの登録方法を教えてください。」
②前回(昨年など)の証明書作成に利用したCSRは再利用しないでください。毎年新しいCSRを利用してください。
③CSR作成する際にはコモンネーム(Common Name)を設定します。WebブラウザでSSLのホームページにアクセスする時に、
ドメイン名の前に www. を付ける場合は、コモンネームを「www.example.com」(例:https:// www.example.com/)とした
CSRを作成してください。
④ダウンロードした「csr.txt」は、サーバー証明書の送付時に必要となる「受付番号14桁(202~)」が記録されています。
証明書のサーバー登録が終わるまで大切に保管してください。
■SANsについて
⑧SANsの追加が無い場合、SANsには「CSR作成時にコモンネームとして設定した名前」が登録されます。
⑨SANsによる名前追加サービスが有効の場合、https:// www.example.co.jp/ でも https:// example.co.jp/ でも正常にアクセスが可能で
す。
⑩各社の証明書発行サービスでは SANs(Subject Alternative Names)という、Webサーバーの名前を追加設定するサービスを提供してお
りSANs自動登録”“無償追加SANs”“2way”などの名前でサービスを提供しています。
必要に応じて選択してください。
【参考情報】
●コモンネームとは、SSLサーバ証明書の設定項目の一つで、SSL暗号化通信を行うサイトのURLのうち、サブドメインまでを含んだド
メイン部分のことをいいます。
コモンネームは、SSL接続をする際にブラウザにアドレスとして指定されるURLと一致している必要があります。
●SANs(Subject Alternative Names)とは、SSLサーバー証明書の拡張機能で、1枚の証明書で、複数のコモンネーム(FQDN)に対応さ
せることができます。
※実際のURL表記
コモンネーム SSL接続の際のURL
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・example.com https:// example.com
・www.example.com https:// www.example.com
・sample.test.example.com https:// sample.test.example.com
※証明書作成時の項目例1
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・ドメイン名 example.com
・コモンネーム example.com
・SANs example.com www.example.com
※証明書作成時の項目例2(グローバルサイン社の場合はこちらを選択してください)
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・ドメイン名 example.com
・コモンネーム www.example.com
・SANs www.example.com example.com