━ ≪beat★ナビ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2017.11.17配信
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こんにちは。富士ゼロックス≪beat★ナビ≫担当の加賀です。
先日、お知らせしました、
NTT西日本の「Bフレッツ」サービス提供終了が
2017年11月30日に迫っております。
西日本エリアの拠点を管理されている責任者様は、
すでにご対応済みかと思いますが、
後継サービスへの変更手続きが必要です。
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◆目次◆
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今回の目次は、以下の3つです。
[1] セキュリティー関連ニュース
[2] Tips
[3] 最近よくあるお問い合わせ
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◆1.セキュリティー関連ニュース
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お伝えしたいことの1つ目は、
「フィッシングメール」についてです。
┏┓ 最新のフィッシングメール事例
┗□…
2017/11/06 「bitFlyer をかたるフィッシング」
2017/10/30 「LINE をかたるフィッシング」
2017/10/26 「Amazon をかたるフィッシング」
フィッシングメールは、正規のサービスを騙ったメールで、
詐欺的に個人情報を盗み出すことを目的とする
「迷惑メール」の一種です。
商品の広告や宣伝を目的とする大量無差別に送付される
「スパムメール」も迷惑メールの一種です。
では、現在、インターネットを流れるメール全体のうち、
受信者本人が望んでいない「迷惑メール」は、
どれくらいの割合を占めているのでしょうか。
総務省のデータによると、4割近くを占めています。
迷惑メール自体の総量や割合は、減少傾向のようですが、
危険度は増してきています。
上述の「スパムメール」に分類されるようなメールは、
確かに煩わしいですが、無視していれば実害はありませんでした。
しかし、「フィッシングメール」では、実害が発生しています。
ご紹介したサイトなどで、最新の情報を入手しておくことを
お薦めします。
また、beatの標準機能である「迷惑メール判定機能」をご利用ください。
初期設定は「無効」の状態ですので「有効」に変更してください。
ご利用のIDC上で、迷惑メール対策をしている場合であっても、
「有効」にすることをお薦めします。
beat設定ページで、迷惑メール判定機能を有効にしたら、
PCのメールクライアント(メールソフト)では、
迷惑メールを自動で振り分ける設定をしておくと便利です。
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◆2.Tips
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2つ目は、「ドメイン」についてです。
先程ご紹介したフィッシングメール事例では、
誘導されるフィッシングサイトのURLが、
正規のURLと非常によく似たものになっていました。
しかし「ドメイン」に関する基本的な知識があれば、
"釣り"上げられずに済んだ可能性が高いです。
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【ドメインについて】
例えば弊社の場合でご案内します。
- ドメインを表す部分※
「fujixerox.co.jp」
- 「.」で区切られたそれぞれの意味
一番後ろの"大きな概念"から、
前に向かって小さくなっていきます。
「fujixerox.co.jp(富士ゼロックス.企業の.日本の)」
基本的に、ドメインの文字列は「/」で区切れらます。
https://やhttp://以降の、
最初に出てくる「/」の手前までが、ドメインです。
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事例の「Amazon をかたるフィッシング」では、
正規のドメインである「amazon.co.jp」の後ろに、
文字列が足されたURLが案内されていました。
【フィッシングメール内のURL】
https://amazon.co.jp.●●●●.com/
(●●●●は任意の文字列)
攻撃者は、見慣れた文字列である「amazon.co.jp」を
冒頭に差込み、正規のドメインを偽装しています。
しかし、Amazon社の正規ドメインを表した文字列であるなら、
「amazon.co.jp」に続く文字は「/」でなければいけません。
事例の場合、ドメインに該当する部分は「●●●●.com」です。
URLが表しているのは「●●●●.com」という組織が管理する
「amazon.co.jp」という名前のサーバーということです。
カード情報など、重要な個人情報を入力する場合は、
十分ご注意ください。
「なにか操作した覚えは無いけれど・・・?」といった状態で、
メールのリンク先の指示に従うのは、大変危険です。
ご自分のPCにブックマークしたトップページからアクセスする、
サポートセンターに問い合わせてみる、など
別の手段による「二段階認証」を心がけてください。
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◆3.最近よくあるお問い合わせ
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3つ目は、最近よくあるお問い合わせについてです。
「回線の切り替えにあたって、beat-boxで必要な作業を教えて欲しい。」※
NTTのフレッツ系の回線から、別タイプの回線に切り替えた際、
設定項目が一部違うため、戸惑われることが多いようです。
CATV系の回線などに変更した場合や、
固定IPアドレス割当てサービスを契約して、
利用開始しようとする場合などです。
※ブリッジタイプのbeat/entry サービスやbeat/entry サービス plusを
ご利用の場合は、上位のルーターの設定変更が必要になります。
今回は、beatコンタクトセンターへお問い合わせいただいた、
具体的な事例として、以下の回線に変更した場合の
設定方法についてご紹介します。
新しい回線の開通~配線変更後、
下記を参考に変更作業をご実施ください。
【操作手順】
事前準備. USEN社から提供される以下の資料を用意する
資料A:IPアドレスを通知する書類
資料B:参照DNSサーバーIP一覧表
⇒「ご利用上の注意と免責」をお読みの上、
「同意する」を選択し、「次へ」をクリックします。
2. 「設定」を開き、「回線・ISP変更」を開きます。
3. 「主(副)回線の変更」を開き、以下のように設定します。
[回線・ISP接続方式] : 手動(固定IP)を選択
[ネットワークID] : 設定しない(グレーアウト)
[ネットワークパスワード] : 設定しない(グレーアウト)
[beat-boxのWAN側 IPアドレス] : ご利用可能IPアドレス
[サブネットマスク] : サブネットマスク
[デフォルトゲートウェイ] : ゲートウェイアドレス
→資料Aを参照
[プライマリーDNSのIPアドレス] : ご利用エリアの値
[セカンダリーDNSのIPアドレス] : ご利用エリアの値
→資料Bを参照
4. 「次へ」をクリックして進み、「適用」を
実施して、設定した内容を反映させます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回は2017年12月08日(金)に配信予定です。
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■□ 編集後記 □■
昨今、大手の銀行が独自の仮想通貨発行を計画!
フィンテックで効率化を図り人員削減を図る!
などのニュースが良く聞かれますが、
最近、我が家では「パパ銀行に預けたら?」という言葉が良く聞かれます。
誰に似たのか、無駄遣いの多い長女に、
コツコツ貯めることを覚えさせようと始めました。
1,000円を1ヶ月預けると、1,250円が返ってくるという
あり得ない利回りの金融商品、年300%の利率です。
しかし、結局、ターゲットの長女は乗って来ず、
次女が大ノリで、お手伝いをした小遣いを貯めては、
私のところへ持ってきます。
すでに1万円の声を聞くようになって来ていて、
パパ銀行は経営の危機を迎えております。
これ以上のリストラは難しいので、
独自の仮想通貨を発行するしかなさそうです。
(カガ)
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