フィルター変更は、あらかじめ 「ネットワーク定義」や「サービス定義」で設定した内容を使用して
パケットフィルターの設定を行います。
最大で50件指定することが可能です。
フィルター変更は番号が小さい方(表示が上位の行)が優先されます。
優先の順序によっては、意図せぬ動作になる場合があります。
[サービス名]、[送信先]、[送信元]、[アクション]はすべて指定する必要があります。
利用シーンと設定例
下記の利用シーンと設定例を基に、設定手順を説明します。
【利用シーン】
・特定のネットワークにあるPCのインターネット利用を制限する。
・完全なスタンドアローンではなくLAN内の端末同士での通信はおこないたい。
【設定例】
・
「サービス定義」で定義したプロトコル
・
「ネットワーク定義」で定義したIPアドレス
・「フィルター変更」のアクションは「拒否」
「フィルター変更」操作手順
- beat設定ページ[設定 > 高度な設定 > 設定 > パケットフィルター設定]へアクセスします。
※beat-box責任者アカウントでのログインが必要です。 beat設定ページへのアクセス方法はこちら。
- 「フィルター変更」をクリックします。
- フィルター変更画面の「No.1」で下記のように設定します。
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・サービス名:HTTP
・送信先 :ANY
・送信元 :「ネットワーク定義」で設定した「ネットワーク名」を選択
・アクション:拒否
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- 続いて「No.2」下記のように設定し、「次へ」をクリックします。
--------------------------------------------------------------------------------
・サービス名:https
・送信先 :ANY
・送信元 :「サービス定義」で設定した「サービス名」を選択
・アクション:拒否
--------------------------------------------------------------------------------
- 確認が画面が表示されるので、「設定」をクリックします。
- 下の画面が表示されれば、設定完了です。
上記設定後、指定のIPアドレスが割当られた端末は、
「http:ポート番号80」と 「https:ポート番号443」 の通信だけが遮断され、それ以外の通信は可能な状態となります。
パケットフィルターが「無効」の場合、設定した内容は適用されません。
パケットフィルターの適用
すべての設定完了後に、パケットフィルター機能が「有効」か確認してください。
「無効」の場合、フィルター変更で設定した内容が適用されません。
確認方法詳細は下記のFAQを参照してください。