富士フイルムビジネスイノベーション
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  • 公開日時 : 2021/09/02 15:21
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パケットフィルターの設定について

パケットフィルターの設定について
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回答

パケットフィルターは、一般のルーターにおけるパケットフィルタリングと同等の機能を提供しています。
 
パケットフィルターは、下記のような用途を想定しています。
  • リモートアクセスで接続したPCの通信を制限する。
  • 特定PCのインターネットへの通信を制限する。
ネットワークとサービスを定義し、これらを関連づけることにより、
beat-boxのLAN側ネットワークからWAN側ネットワークへの通信を制限可能です。
beat クラウド接続サービスをご利用の場合には、クラウドサービスへの通信を制限可能です。
 
beat-boxのWAN側からLAN側への通信制限はできません。
 

利用シーンと設定内容

下記の利用シーンと設定内容を例に、設定手順を説明します。

【利用シーン】
・特定PCのインターネット利用を制限する。
・完全なスタンドアローンではなくLAN内の端末同士での通信はおこないたい。

【設定内容】
対象PCのIPアドレスは、固定します。
httpとhttps通信を拒否に設定します。

【注意事項】
実際に本手順どおりに設定すると、対象PCのOSや各種ソフトウェアのアップデートも行えなくなります。
あくまでパケットフィルターについて説明するための設定例です。
 

詳細手順

《手順1》インターネットのプロトコルとポート番号を「サービス定義」の設定で定義します。

     ※「https:ポート番号443」を定義します。
      「http:ポート番号80」は初めから定義されています。
     

《手順2》通信を制限するPCのIPアドレスを「ネットワーク定義」の設定で定義します。
    
    ※クライアントPCのIPアドレスは固定します。
     「192.168.0.2」を例としています。


《手順3》それぞれで定義した設定を「フィルター変更」で設定します。

     ※手順1で定義したIPアドレスに対して、手順2で定義したサービスの通信を制限する設定をします。


《手順4》パケットフィルターが「有効」に設定されているか確認します。

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