パケットフィルターは、一般のルーターにおけるパケットフィルタリングと同等の機能を提供しています。
パケットフィルターは、下記のような用途を想定しています。
- リモートアクセスで接続したPCの通信を制限する。
- 特定PCのインターネットへの通信を制限する。
ネットワークとサービスを定義し、これらを関連づけることにより、
beat-boxのLAN側ネットワークからWAN側ネットワークへの通信を制限可能です。
beat クラウド接続サービスをご利用の場合には、クラウドサービスへの通信を制限可能です。
beat-boxのWAN側からLAN側への通信制限はできません。
利用シーンと設定内容
下記の利用シーンと設定内容を例に、設定手順を説明します。
利用シーン
- 特定PCのインターネット利用を制限する。
- 完全なスタンドアローンではなくLAN内の端末同士での通信はおこないたい。
設定内容
注意事項
■実際に本手順どおりに設定すると、対象PCのOSや各種ソフトウェアのアップデートも行えなくなります。
■あくまでパケットフィルターについて説明するための設定例です。
詳細手順
パケットフィルター設定で、上記の利用シーンと設定内容を反映するには、下記の順番でそれぞれ設定が必要です。
また、パケットフィルター設定が「有効」の状態で、設定変更をおこなうと
意図せぬ通信がフィルタリングされ、業務などに支障が出る可能性があります。
パケットフィルターは、標準設定が「有効」になっています。
各設定をおこなう前に、一度「無効」にしていただくことをおすすめします。
FAQ ID:1963
【パケットフィルター】機能の有効と無効を切り替えたい
また、再度「有効化」する手順④は、最後におこなってください。