バックアップ設定をおこうと「アクセス履歴」機能で保存された前日までの履歴ファイル(CSVファイル)を
日単位にZIP形式で圧縮し、指定された外部機器(NASサーバー、ファイルサーバー等)にバックアップすることができます。
注意事項
■出力先に指定できるのは、beat-boxのLAN側ネットワーク(他拠点も含む)のみです。
■beat-boxのWAN側、および静的ルート設定に設定されていないネットワークを指定することはできません。
■ファイル転送に使用できるプロトコルは、FTP もしくは SMB のみです。
■バックアップに失敗した場合は、beat-box責任者へメールで通知されます。
■午前4時~午前5時まではbeat-boxのメンテナンス時間のため、バックアップのスケジュールを設定することをはできません。
■使用プロトコルは、FTPをお勧めします。SMBを利用する場合は、サーバー側の設定でSMB1.0を有効にする必要があります。
バックアップ設定手順
- beat設定ページ[ 設定 > 高度な設定 > 設定 > バックアップ設定 > 履歴ファイル ]へアクセスします。
※beat-box責任者権限でのログインが必要です。beat設定ページへのアクセス方法はこちら。
- 表示されたメニューから「設定」をクリックします。
- バックアップ設定の画面が表示されます。
- バックアップ機能を有効にする場合は「バックアップ機能を有効にする」にチェックを入れます。
- バックアップの実行時刻を指定してください。
「設定後、直ちに実行」にチェックを入れると、設定操作が完了後、すぐにバックアップが開始されます。
2回目以降のバックアップはスケジュール通りに行われます。
- バックアップに利用するプロトコルとして「SMBプロトコル」または「FTPプロトコル」を選択します。
お客様が用意した外部サーバー等に応じて、選択してください。
- 手順6で選択したプロトコルで必要な情報を入力します。
それぞれのプロトコルで必要な入力情報は下記の表をご確認ください。
SMBプロトコル |
パス |
バックアップ先のパスを入力します。
バックアップ先ホストはIPアドレスで指定します。
例) \\10.0.0.3\bkup\
※入力時に「¥」マークが「バックスラッシュ(\)」に変わりますが、問題はありません。 |
ログインID |
バックアップ先のログインIDを入力します。 |
パスワード |
バックアップ先のパスワードを入力します。 |
FTPプロトコル |
バックアップ先のIPアドレス |
バックアップ先ホストのIPアドレスを指定します。
例) 10.0.0.1 |
フォルダー名 |
フォルダー名を入力します。
ルートフォルダーを指定する場合は空欄にします。
例) sharedfolder/backup |
ログインID |
バックアップ先のログインIDを入力します。 |
パスワード |
バックアップ先のパスワードを入力します。 |
転送モード |
FTPの転送モードを下記の2種類から選択します。
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・「PASVモード(passiveモード)」
・「PORTモード(activeモード)」
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お客様のネットワーク環境や
バックアップ先サーバーの設定により適切な方を選択してください。 |
- 全ての設定完了後に「次へ」をクリックします。
- 確認画面が表示されるので「設定」をクリックします。
- 下の画面が表示されると、バックアップ設定完了です。
※「設定後、直ちに実行」にチェックが入っていると、このタイミングでバックアップがおこなわれます。