利用者の自動登録機能はbeat-box配下からメール送信をおこなうだけで
送信者のメールアドレスが自動的に利用者として登録される機能です。
自動登録とは
beat-box配下でメールを送信する場合、メールアドレスをbeat-boxに登録する必要があり、
登録されていないメールアドレスからの送信メールは遮断され、送信されません。
※遮断後、送信者に送信エラーをお知らせする通知メールが発行されます。
自動登録機能を利用すれば、送信者のメールアドレスが自動でbeat-boxに登録されるため、
メール送信が遮断されることはありません。
ただし、自動登録されたメールアドレスは、ログインIDを利用者名を持たない仮登録された状態です。
また、beat-boxに登録可能な利用者登録数の上限に達すると自動登録されなくなります。
「有効 / 無効」それぞれへ設定した際の挙動
下記のタブメニューから確認したい内容のタブを選択してください。
利用者数の上限
メールアドレスが自動登録された場合、仮登録扱いですが、利用者数としてカウントされます。
そのため、利用者数がご契約の上限値に達した状態では、自動登録されません。
利用者登録の上限人数については
「FAQID:9704」をご確認ください。
有効期限
自動登録された利用者には"2週間の有効期限"が設定されています。
有効期限は、beat-box配下のPCからメール送信することで更新されます。
更新されなかった場合、自動登録された利用者は自動で削除されます。
ログインID
自動登録された利用者アカウントは仮登録扱いのため、ログインIDが設定されず、
beat設定ページへのログインやbeatリモートアクセスサービスなどを利用できません。
それらをおこなう場合、beat-box責任者がbeat設定ページで、仮登録者にログインIDを付与してください。
詳細は下記のFAQを確認してください。
他拠点の設定
自動登録の「有効/無効」の設定内容は、他拠点に伝播しません。
そのため、自動登録の設定はそれぞれの拠点のbeat設定ページにログインし、自動登録機能を「有効」に設定する必要があります。
また、自動登録されたメールアドレスは登録された拠点のみで使用でき、他拠点でしようすることはできません。
有効に設定
利用者の自動登録機能は初期設定で「有効」に設定されています。
下記のプロトコルを用いてメール送信されたメールアドレスを「自動登録利用者」として登録します。
- SMTP(ポート : 25番・ 587番)
- SMTP STARTTLS(ポート : 25番・ 587番)※2
- SMTP over SSL/TLS(ポート : 465番)※2
※2 暗号化された通信を自動登録するためには、端末に証明書をインストールしたうえで、
「Web&メールセキュリティ設定」で設定を「フルインスペクション」に設定する必要があります。
自動登録された利用者には2週間の有効期限が設定されており、毎日AM0:00にチェックします。
2週間以上メール送信していない自動登録利用者は自動的に削除されます。
無効に設定
「無効」に設定した場合、登録済みの「自動登録利用者」はすべて、即時削除されます。
利用者登録されていないメールアドレスからのメール送信はできなくなり、
今までは問題無くメール送信できていた方が突然、メール送信不可となる場合があります。
メールを送信するには、手動でbeat-boxに利用者登録してください。
詳細は下記のFAQを確認してください。